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手作りの酒「五大天」

五大天は広島県西条の名門、賀茂鶴酒造の加盟店限定商品です。

五大天

「五大」とは「地水火風空(ちすいかふく)」即ち生きとし生けるもの、万物の源を表す言葉です。
この壮大なる言葉を商品名としたこの酒は、本来の日本酒と文化を創生しようとする想いから
生まれました。 「五大天」は名前の通り万物の恵みを享けた素材を用い永い歴史に証かされ
た人の知恵・経験を存分に発揮し、手間ひまを惜しむことなく造っていく作品です。素材は選ば
れた農家による最適地栽培の酒造好適米を使用。仕込みは、伝統の匠の技の粋を注ぎ込
み、寒中に委ねて醸します。ここに「五大天」シリーズの誕生です。

素 材

【好適米産地】広島県高田郡高宮町
高宮町は広島市から北北東へ約50Km離れた中国山脈の南麗標高150m〜380mに位置
し、島根県との県境が、接しています。町の総面積の80%を山林が占める中山間地域で山林
がもたらす、豊富で清冽な水は水田を潤し、やがて生田川へ注ぎ、江の川となって日本海へ流
れています。高宮町は明治時代から酒米を栽培し、現代では水田作付面積の56%に八反3
5、山田錦、雄町、八反錦、こいおまち、千本錦の酒造り好適米を作付けしている酒米作り中
心の里です。

【気候風土】
酒造好適米は標高200m〜350mの風通しが良い地域で栽培されています。高宮町は8月
中旬から朝・晩は冷え込むが日中の気温が高くなる内陸性気候のため、米のデンプン質形成
に不可欠な昼夜の気温差が10℃〜15℃と大きく、晩生の酒造好適米には絶好な栽培産地
です。土壌は埴壌土で全水田の土壌分析を行い、土壌図を作成しています。9月にレンゲの
種子を蒔く田、牛堆肥や稲わらを入れる田など有機質を用いた土づくりと施肥管理を行うなど
化学肥料を一切使用せず、酒造りに一番重要な低タンパク質米作りに挑戦しています。

【登録制生産者】
酒造好適米の生産者は登録制になっており、6年前から収穫されたか酒米は生産者ごと、品
種ごとにタンパク質が分析され酒造適性の可否が問われるため、生産者は酒米作りに熱意を
燃やしています。このような栽培産地で栽培され、酒造適性が高く、生産者一人一人の顔が見
える酒米を原料として年に何度も現地に歩き、話し合いをし作柄状況の把握と品質向上につと
めています。

酒 造 り

【自家精米】
原料米の受け入れから製品まで、消費者の安心、安全を考えから原料米全量を自家精米して
います。

【精米・蒸し】
大吟醸「大空天地」は手洗いです。蒸しはいずれも甑(こしき)によるもので外硬内軟の蒸米に
しあげました。

【製麹】
大吟醸「五大天空」は全て蓋麹法、「風」「水」「地」の酒母麹は蓋麹法、掛麹は箱麹法の在来
法で造りました。

【酒母】
大吟醸「空」は高温糖化酒母。「風」「水」「地」は速醸酒母です。酵母菌株から「五大天」にふさ
わしい酵母を選定して使用しました。「9号系」と称する酵母です。

【醪】
人が造り、人が口にする日本酒の仕込量は総米2500kgが最適であると考えます。それわ人間
の五官(目・耳・口・鼻・手)や分析を用いる発酵管理が可能な大きさからです。この仕込量が
醪の香り・音・状ぼう・味のより的確な判断ができ、温度管理や適熟時の上槽につながると考
えます。大吟醸は更に小さく700kgを目安にした小仕込をしています。

上槽】
大吟醸「五大天空」は袋しぼりのフリーラン滴です。「風」「水」「地」は連続自動しぼり機で行っ
ています。粕歩合の通り、圧力をかけずに雑味がでないしぼり方を基本に作業を行っていま
す。

【貯蔵・出荷】
 大吟醸「五大天空」は3℃で斗瓶囲い、風」「水」「地」は15℃で貯蔵しています。火入れ時に
香味の微調整の為に少量の活性炭を用いますが、出荷時の活性炭濾過や澱下げは一切して
おりませんそれは客観的評価が高く、原料の良さと杜氏の技の結晶を活かすという品質にこ
だわる為です。

【粕歩合と清酒の客観的評価】
特定名称酒はこめの等級や精米歩合等を客観的基準としていますが、精米歩合と粕歩合で
客観的に評価しています。
具体例を挙げますと
五大天空   粕歩合÷精米歩合 ×100 = 46.5%÷38% ×100 =122.4%
五大天地   粕歩合÷精米歩合 ×100 = 34%÷60% ×100 =56.7%

平成12酒造年度 全国普通酒平均
  粕歩合÷精米歩合 ×100 = 23.2%÷75.1% ×100 =30.9%


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